男たるもの、太く行こうぜ
突然ですが、私ブランド信者なんです。
いわゆるブランド品、又はとにかく流行り物、大好きなんです。
時代の波に飲まれて揉みくちゃにされたいくらい(我ながら気持ち悪りぃ…)。
だもんで、セレオリ、すなわちセレクトショップのオリジナルブランド、苦手です。
そのはずが…私の仕事着、気がつけばバーガスプラスばっかり!
「なんでだ!?」
そこで改めて思ったんですが、やはり根底にある思いとして普通の服は着たくないという事。
そもそも品質が高いのは大前提、振り切った変わり種は流石にムリ、絶妙なイジリ具合がちょうどいい、それが正にバーガスプラスなのではないかと。
さぁ、見事な誘導(ほんとか?)からの本日のご紹介です。
BURGUS PLUS
” Wide Wale Corduroy Hunting Coat “
Lot: BP20903
Color: BR(ブラウン),BK(ブラック)
Price: ¥36,000+Tax
一頃、コーデュロイ素材の洋服を見かける機会が非常に少ない時代があり、若い方だと知らないなんて声を聞く事もよくありました。
ところが近年、何をきっかけとしてか急激に頭角を現してきたイメージがありますが、特に見かけるのが今作にも使われている様な太畝の物。
今回バーガスから登場したのは、40年代のフランスに見られた物をベースとしたハンティングコート。
この重厚感のあるコーデュロイ、国内においては最高峰と言われる静岡は遠州産の生地を使用。別珍・コーデュロイと言ったら静岡・遠州、デニムで言うところの岡山産的なイメージでしょうか。
胸元のテーラードの様な箱ポケットがヨーロッパ的で見た目もスッキリ。
裾のポケットのボタン付きフラップ、こいつが実は飾りボタン。ボタンホールが無いのでフラップを中にしまう事で又違った雰囲気に。
更に見えない部分ではありますが、ポケットの袋地に使われたチェック生地にもこだわりが光ります。
裏地はキャプラ混コットンで袖通り滑らか、絶妙な光沢がイヤらしくもステキ。ちなみに胸ポケット、両側に備えちゃってます。
シルエットはコート然としたゆったり、でありながら袖は意外と短めスッキリと、絶妙なバランスゆえサイズ感一つでガラッと印象が変えられて、イメージ次第で色々な着こなしが楽しめそうですな。
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では、又来週もよろしくお願い致します。