THE WAREHOUSE

こんにちは。

NET店のタクゾーです。


昨日、娘が水泳の練習をしたいとのこと。

近所のスポーツセンターで2時間しっかり親子ともども泳ぎました。


で、帰宅後。

親子の仲良しスイミングに嫉妬したのか、

タクゾーのスマホも湯船にダイビングし、しっかりスイミングを堪能しました。


今年に入って、ハードラックとダンスしっぱなしなので、お祓い不可避です♪


さてさて、、、

ジーンズと一言で言っても様々ございます。


そのメーカーの思想、生産背景、

そして求める側のライフスタイル、好み、などなど。


どのジーンズが一番良いか?という質問は、

『その人にとって』という前提で答えは異なります。


しかし、その前提条件を抜きにしても、

ある方向での終着点といえるジーンズはございます。


それが【WAREHOUSE】です。

WAREHOUSE Lot.1001XX



ウエアハウスのフラグシップのひとつ、1001XX。

よくもう一つのフラグシップ、1000XXとの違いはと聞かれますが、

1000XXは『WAREHOUSEの求める理想のデニム』に対し、

1001XXは『WAREHOUSEの研究結果のそのもの』だと思っております。


『ヴィンテージの再現』、『レプリカ』ですが、

言うは易く行うは難しです。


例えばこの写真。

オフセットされているなぁ、では70点です。


汚い言い方になりますが、WAREHOUSEは異常です。


2本針での縫製。

この幅はミリ/センチでの間隔ではなく、

インチ換算に直しております。


だけでなく、生地の折返し部分。

縫製後の幅も『何ミリ余るか』を決めております。


さらに、右身頃と左身頃の折返し、

左右の縫製糸が重ならないようにしております。


一見なんの変哲もない写真ですが、

実はこれだけの情報量が盛り込まれております。



ウエストのエンド部分の縫製角度。

これも定規でも当てたかのようです。


もう一度言います、はっきり言って異常です。



フロントフライからクロッチにかけての縫製糸は他の部分よりも太い糸を使ってます。

なぜか?

もちろん負荷が掛かりやすい部分だからですが、

『当時のジーンズがそうだったから』がWAREHOUSEの答えです。


ボタンは鉄製。リベットは銅製に見えますが、これも鉄製。

どちらも錆止めなんて掛かっておりません。

金属アレルギーの方はご注意を。



生地や他の詳細については商品ページに明記しておりますので、

ここでは省略致します。


ただ、メーカーの方に展示会で説明を頂くのですが、

「バナーを解体し、糸をほぐし、繊維の長さと太さから考えると、当時の綿はおそらく産地は(以下略)

インディゴも付着している粒子の大きさから考えると(以下略)」

と羅列されます。


ウエアハウスは製造メーカーではありません。

どちらかといえば研究所です。


シルエットは40年代後期から50年代初期に見られる形です。

40年代以前の直線的なものより、

やや腰回りはふっくらとしており、ほんのりとテーパードが加わる。

決してモダンなシルエットではありませんが、

僕らの記憶にあるジーンズは、こういうシルエットなはずです。



長々と説明致しましたが、

もう一度だけ言います。ウエアハウス、異常です。


なぜなら、これだけの事をやっておきながら、

特段それらを強調していないんですから。


公式サイトより1001XXの説明を引用させて頂きます。

20年の歴史があるウエアハウスのフラッグシップモデル。
1930年代のデニムバナーを解体・研究して作り上げたデニムを採用しています。縫製においてもブランドテーマである「ヴィンテージの忠実なる再現」を徹底的に目指しました。
腰まわりにややゆとりがあり、裾にかけて細くなる理想的なシルエットです。


以上です。
(もちろん、特集ページなどでは事細かい説明はありますが)


ジーンズだけではありません、

Tシャツもネルシャツもスウェットも、

膨大な量のディティールが盛り込まれておりますが、

さらりとしか説明しておりません。


なぜなら、ウエアハウス的には

『(それを作るには)当然だから』に過ぎないからだそうです。

わざわざ説明するものでも無い、と。


一般的なブランドでは

「この部分、凄いでしょ!」

「わざわざココを作るのに〇〇してるんですよ!」

「△△という場所でないと作れない生地を使ってます!」

と製品の特徴をアピールします。

当然です。


ウエアハウスは、それが無い。皆無です。

まだ鬼デニムの方がアピール上手いです。

ウエアハウス、商売っ気なさ過ぎです。


なぜ今回こんな事を述べるかというと、

ただ純粋にウエアハウスを普及したいからに過ぎません。

着れば分かるブランドです。

ジーンズもTシャツもネルシャツも。


値段が高く感じますか?

実際これだけの事をやっている割には安いくらいです。


トレンド的なアイテムではありませんし、

長く着れるだけの耐久性も言うことなしです。

間違いなく、値段分以上の元は取れます。


もう一つだけ苦言を呈せば、

フラグシップと言う割には生産数が安定しないということ。


この1001XXも本当に久しぶり。。。

次回の入荷はいつになることか…。





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