U.S.M.C M−1944 ユーティリティージャケット、パンツ

こんにちは!鈴木です。

先日久しぶりに映画FURYを見ました。映画としての完成度は高いですがやはり戦争は悲しいものですね。

絶対に繰り返してはいけません。

今回の舞台はヨーロッパではありませんが、同じ時代の太平洋戦争を見ていきたいと思います。

こちらは太平洋戦争時、米海兵隊が硫黄島に上陸している際の写真。

今回紹介していくジャケットとパンツは1940年代に米海兵隊で採用されたユーティリティーシャツとパンツ『戦闘服兼作業服』でアメリカ海軍とも異なる形状をしています。それでは細かく見ていきましょう!

まずはジャケットから。

海軍海兵隊の発足当初は艦艇上警備などが主な任務で、元々は海軍と同じく海軍省の指揮下にありました。

しかし大統領に直属している合衆国艦艇の指揮下となったことと敵前強行上陸など、水陸両用の作戦が多いため、装備品は陸海空とも違った独自な物となりました。

素材はしなやかで強靭なコットンヘリンボーンを使用。

ちなみにヘリンボーンとは開きにしたニシンの骨に似ていることから『herring bone』と呼ばれるみたいです。

特徴的なのがガスフラップと呼ばれる前立ての防風。

主にガスの侵入を防ぐために考案されました。

フラップ付きのポケット。

かすれた感じのプリントが堪りませんね!

左右の胸には大振りなスリットポケットを搭載。

基本的にM–44シリーズのポケットには物を落とさないようにUS MARINE CORPSのボタンが付きます。

大きいスマホでも余裕で入りますよ♪

オリジナルを再現したプリントのサイズ表記。

また、襟の裏にはガスフードを取り付ける為のボタンも付いています。

当時はマスタードガスなどの化学兵器が台頭し、皮膚を守る為に隙間を無くす工夫が施されました。

後に効果が希薄という理由で廃止されますが、当時の時代背景を感じさせてくれます。

袖の調整ボタン。

着てみると袖の長さは少し短めで9分袖くらいになります。

続いてはパンツを見ていきましょう。

オリジナルに比べてレングスを見直し、今時に合わせています。

フロントはボタンフライでこちらにもガスフラップが付きます。

ウエストのアイレットはフック式のサスペンダーを引っ掛けるためのものです。

左右大腿部のフラップ付きポケット。

ベイカーパンツなどに比べてもマチが付いているので収納容量に優れています。

1番の特徴と言えるヒップのシートポケット。

当時は匍匐前進で島に上陸していたことから必須のアイテムであったに違いありません。

ちなみに現代ではここに財布を入れるとかなり座りづらいですw

オリジナルはレングスが長かったためドローコードが付きました。

裾上げも当店で出来ますが折角なので2回くらいロールアップして履くのも今っぽくていいかもしれません。

いかがだったでしょうか。一見癖があるアイテムですが個性が出ていていいと思いますよ!

これからの時期、ジャケットをインナーシャツ感覚で着るのもオススメです。

是非店頭で確かめてみて下さい!

ジャケット BR13550 サイズ 34、36、38、40、42 プライス ¥22880

パンツ   BR40435 サイズ S、M、L、XL プライス ¥20680

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