シープスキン!!

おはようございます。 ヒノヤ本店鳴海です。

先日のo-ta氏が紹介したA-2に刺激され本日は、私物と共にA-1をご紹介したいと思います。

ここ数年、ホースハイドで採用されることが多いA-1ですが、個人的にはシープスキンの着心地の良さに加えて短命ながらも存在していた希少なアイテムにこそ、魅力を感じる為、なるべくマニアックにならないように、ご紹介できればと思います。

それでは早速、私物を載せてご紹介させて頂きます。↓↓↓

1927年に制定されたA-1は、A-2が採用される1931年まで生産された夏季用のフライトジャケットです。

ジッパーが実用化される前のデザインのためフロントはボタン式となっています。

また、A-1の多くはシープスキン製で、非常に柔らかいため着易く、運動性に富んでいましたが、ホースハイドやステアハイドに比較すると強度面でやや劣る為、現存しているのが極僅かなのが残念なところです。革の色は、薄いブラウンから濃いブラウンと様々で、オリーブ色の革まで存在しています。

背中の肩部分を見ると横方向に縫い目がありますが、これは馬や牛と比べて、取れる革の面積が小さいシープスキンを無駄無く効率良く裁断するためであったのです。

リブはオリーブとブラウンを使ったミックスリブが特長です。

o-ta氏には負けますが、かなりの負担がかかる場所ですので、リペアできるのは、有り難いことです。

正し、メーカーにストックがあるとは限りませんので、数年前のモデルに関してはご相談頂いた上でのご対応になりますこと、ご了承下さいませ。

個人的にはこの皺の入り方、リブそばのダメージ感が最高なのですが、これを経年変化と呼ぶのか、はたまた経年劣化と呼ぶのかは
皆様のご判断にお任せします・・・

ポケットは時代によって、取り付け位置も胸についたものや、下部分についたものと当時の写真では確認されていますが、現存する実物が極めて

少ない為、詳細が掴み切れていないのが現状の様です。それもまた魅力に感じるのは私だけでしょうか⁇

A-2との違いと言えば、なんと言ってもこの襟❕

首元にレザーが当たるA-2に比べても個人的には暖かさを感じますが、秋口には少し暑さも感じる点はやはり後継のA-2が勝るのかなとも思いつつ、

長年にわたり愛用してきたアイテムです。

A-1,A-2どちらが良いかではなく、皆様にとっての相棒ともよべるアイテムを見つけて頂ける参考になれば幸いです。

今回ご紹介しましたアイテムは私物の為、生産、販売している物ではありませんが他にも沢山、ラインナップはございますので気になる方は↓↓

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