2020年8月24日 / 最終更新日 : 2020年8月24日 THE TAKUZO THE TAKUZO

タクゾーの一本穿き〜CINGLE “BEAK”〜

こんにちは。

NET店のタクゾーです。

僕の108のコンプレックスのひとつとして、

『結跏趺坐』が出来ないというのがあります。

蓮華座、パドマーサナ。

ようは座禅のとき、両足を太ももにのせる座り方です。

足首が硬い、足の裏が凝っている、下半身の柔軟性が足りない、と自分の中で断定。

なので、ストレッチ本も買い、柔軟を日々取り入れることに。

ふと、テレビを見ると、さるお坊さんがタイムリーに結跏趺坐のやり方を実演。

…ほうほう。足首を巻き込む…なるほど…

と、見様見真似でやってみると…出来た！！！

しかも、痛みも今までと比べて少ない！

ストレッチの効果もあったのかしら！

が、その直後、思いもよらぬ自体に直面した。

やべぇ…崩せない…

乗ったは良いが、足が太ももにピッタリフィットして戻せない！

焦れば焦るほど、足の関節と腱は固まり

指を差し込む隙間もなりゃしない！

数分後、なんとか崩せたものの、

独り深夜に何やってんだろ？と思ったのはヒミツです。

さてさて、、、

昨年のゴールデンウィークくらいから、

一本のジーンズを穿き込んでおりました。

それが、こちら。

・CINGLE – Clean Tapered Jeans “BEAK”

ご存じの方も少ないのでは？

昨年からの新興ブランド【CINGLE -シングル-】。

ヒノヤでは『ヒノヤ本店』と『SUN HOUSE上野/神南』のみの取り扱いとなります。

（WEBショップでは楽天とYahooはメーカーの意向によりNG。SUN HOUSE ONLINE SHOPのみでの展開です）

詳しいディティールは是非商品ページをご覧頂きたいのですが、

前身頃は綿100%、後ろ身頃はストレッチデニムというユニークな作り。

しかし、共にセルビッジデニムとなり、そのセルビッジも前と後で幅を合わせるという

地味に超絶技巧が施されたジーンズです。

誰も穿き込んでいないという事なので、

なら僕が、と。

しかし、1つの条件を提示されました。

・ノンウォッシュで半年間洗わないで穿いて欲しい

ええーーーーーーーー！

これからの季節（穿き始めは5月）、汗かいても洗うなと！？

しかも、ノンウォッシュを！？

ぐぬぬぬぬ。

でも、僕は素直で従順です。

穿きました。半年間。ノンウォッシュで。

それが、コチラ。

そりゃ穿き皺はガッチリ出ますよ。

週5日穿き続けているのですから。

太ももの色も、薄っすらと落ちております。

洗ってよし！と命令を頂いたので、速攻洗いました。

結構色落ちました！色落ちましたよね？落ちてません？落ちてますね！？

このジーンズのもう一つの特徴として、

『坂本デニム』に依頼して作ってもらった特注のインディゴ。

深みがありつつも黒ではなく、濃紺。

洗うと鮮やかな青が出てきました。

で、気がつけば年は明け8月。

穿き始めから15ヶ月が経っていたので、卒業の時期がやってきました。

こんな立派に育ちました。。。

タクゾー、頑張った（自画自賛）。

ハードデスクワーカーなので

フロントの色落ちは店頭スタッフに劣るかもしれませんが、

膝裏のヒゲ（蜂の巣）は相変わらずバッキバキです。

前と後の生地は違うのですが、

そんなに色合いに大きな破綻が無いのは意外でした。

同じ生地と言って良いくらい。

良い意味で予想を裏切る展開です。

その前後差が生じたのが、裾口です。

前は綿100%なので、縮みが生じます。

なので、パッカリングもこの通り。

しかし、後生地はストレッチ。

縮みが出ないので、パッカリングがほぼ出てません。

実にユニーク。

今日ご紹介した現物は『ヒノヤ本店』にございます。

もし機会がございましたら、手にとってご覧下さいませ。

（渡す前に洗濯しましたので、汚くないはずです！笑）

次は…何を穿きましょうか…