北斎ブルーに魅せられて

こんにちは。

NET店のタクゾーです。



我が家にはなぜか、風船が常時5-6個ころがっております。

(犯人は娘)


そして、ゴムが少し劣化しているのか、

大変割れやすい。


休みの日、リビングでゴロゴロしていると

急に近くでバーーーンっと。

ベッドで寝ていると、廊下でバーーーンっと。

ソファでうたた寝していると、耳元でバーーーンっと。


一番気が休まるはずの家が、急に戦場のようで

常に緊張感が漂っております。。。

さてさて、、、

先週に引き続き、今週も

『SUN SURF × 日本の意匠』

が入荷して参りました。



SUN SURF × 葛飾北斎 SPECIAL EDITION “江戸五景” SS38469


3年前より展開されておりました

『SUN SURF × 北斎』ですが、

本年(から?)は日本の意匠としてリリース。



齢70を超えてなお盛んな北斎がしたためた

江戸の風景。

ポストカード風に5枚も散りばめた贅沢な仕様です。



北斎といえば、『青』の使い方。

海外では『北斎ブルー』と呼ばれるほど印象的な色の使い方。


いまでこそ『青』は普通に使われている色ですが、

17世紀以前、絵画ではめったに使われない色でした。


理由は『高価』だったから。


当時、青に使われる顔料はラピスラズリ。

そのラピスラズリはアフガニスタンあたりでしか採れず、

結果として同量の金よりも高い値で取引されていたとか。


もちろん、安価な青もありました。

我々も馴染み深い『藍』とか。

しかし、これも馴染み深いですが藍は酸化します。

少し時間が経つと、青は緑っぽく変色してしまうのです。


それが解消されたのが18世紀に入ってから。

偶然発見された化学反応による鮮やかな青、『プルシアンブルー』。


『ベルリンの藍』と呼ばれるこの色は、海を渡って日本にもやってきました。

いつしか訛って『ベロ藍』と呼ばれるように。


ただ、このベロ藍。とても強い顔料です。

少し混ぜるだけで、真っ青に。どんな色も真っ青に。

かなりピーキーな顔料だったようです。


そんな顔料を自由自在に濃淡使い分けていたのも、

葛飾北斎が鬼才と言われる一端なのかもしれません。



当時と同じベロ藍を使っているわけではありませんが、

限りなくベロ藍の色を再現したSUN SURF。

執念にも似たメーカーの底力を感じます。



ちなみに、

“桜花に富士図(桜富士)” SS38468



も入荷致しましたが、

減産と多数の予約によって

残念ながらすでに完売致しました。。。



“神奈川沖波裏” SS37651



代名詞であるこちらは少量ながら全サイズご用意できます。


日本国内だけでなく、海外からも熱い視線を送られるコレクションです。

アロハコレクターならずとも、お見逃し無く!!




NET タクゾー(画狂老人卍みたいなペンネームが欲しい)
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